名画のトリビアを披露

デートで使える?名画のトリビア

アートに触れるべく美術館をデートコースへ選ぶことは、とても素敵なことです。ですが美術館というとどうしても堅苦しい印象があり、雑踏とはかけ離れた静けさも相まって緊張してしまいがち。なんだか普通の会話をするのさえ躊躇してしまうような雰囲気ですよね。美術館になれていない人ならなおさらでしょう。

そこでそんな美術館ビギナーの彼女の緊張をほぐすべく、美術館にちなんで名画のトリビアを披露してみてはいかがでしょう。名画の思わぬ裏話に緊張もきっと和らぐはずです。

あなたは知ってる?名画のトリビア

まずは世界的に有名な名画にまつわるトリビアをいくつか。トリビアというと役に立たない雑学、という意味です。暇つぶしの余興として楽しむようにしてください。


・名画には作家自身がちょくちょく登場する
これは実際に名画に証拠が残されている、本当の話。名画といわれている作品のなかに、作者自身が描かれていることがしばしばあるそうです。例えばゴヤ作の「カルロス4世の家族」という作品。絵の左側、少しトーンが暗くなった場所にこっそりゴヤ本人が描かれています。これはカルロス4世の家族たちが全員で13人で、キリスト教では13という数字がタブーとされていることから自分を描いて14人としたそうです。全く関係ない人を描くわけにもいかず、ゴヤの苦肉の策だったのでしょう。


ほかにもドラクロワ作の「民衆を導く自由の女神」やラファエロ作の「アテナイの学堂」も作者が描かれているそうです。とくにアテナイの学堂は古代ギリシアの哲学者たちを描いた作品なのですが、ラファエロと同時代を生きた人たちをモデルにしているといわれています。誰をモデルとしているのかに関しては現在でも様々な意見がありますが、ダヴィンチを始め作者の愛人、さらに作者自身が描かれているのは確かなよう。現代では名画とあがめられている作品も、当時はもしかしたら冗談のつもりで描いていたのかもしれませんね。


・ムンクの「叫び」は実は叫んでいない
これもおもわずへぇ~と言ってしまいそうなトリビアですね。この叫びという絵はムンクの幻覚をもとにしたとされていて、当時のことをムンクは日記にこう記しています。

「太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。(中略)私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた」

この日記からわかるように、叫んでいたのは描かれている人物ではありません。叫んでいるように見えますが、実は「自然を貫く果てしない叫び」を怖がり、耳をふさいでいる光景だったのです。確かにそう言われればそう見えなくもないですね。


・「最後の晩餐」の右端3人、実は?
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」。キリストが弟子との晩さん会で裏切り者があらわれると予言し、大騒動になっているところを描いたシリアスな作品です。この絵画に関しての解釈も研究者の間で議論が交わされていて、ウィキペディアでは弟子それぞれの反応が掲載されています。


そのなかでは絵の右端に座っている弟子たちは「今主はなんとおっしゃったのか」と聞き合っているといわれているそう。キリストから席が離れすぎていたため、何といったのか聞き取れなかったのでしょうか。もしかしたらおしゃべりをしていて聞き逃してしまったのかもしれませんね。ちなみに同じような理由で左端でひとり立ち上がっている弟子もイエスの言葉をきこうと立ち会ったところだといわれています。同じく聞き取れなかったみたいです。ほかの弟子たちもそれぞれ、私は裏切り者ではないとアピールしたり驚いたりと思い思いの反応を見せています。シリアスな作品のイメージですが、実は意外とてんやわんやしていたようですね。

このように、名画といわれる作品のなかにもおもしろい裏話が隠れています。アート、芸術的作品という目線で見ると退屈に感じる人も、こういった裏話を知っていると興味深いものになりますよね。こんな話を聞くとムンクの叫びもドガのカルロス4世の家族も、一度作品を見てみたくなりませんか?デートの際に披露して、ぜひ次のデートのきっかけ作りにも活用してみてくださいね。

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