企画展は美術館の個性~美術館の企画展をのぞいてみよう!

美術館の企画展をのぞいてみよう!

私設のギャラリーも含めると、日本中には数えきれないほどの美術館があります。それぞれが独自の個性をもち、独自の好みやコンセプトで作品を展示しています。常に同じ作品が展示されているのを「常設展」といい、一定の期間を区切って、その間だけ見られる展示を「企画展」といいますが、企画展にこそ、その美術館の個性が顕著に表れるものです。ぜひ企画展を、楽しんでみましょう。

企画展は美術館の個性

多くの美術館が常設展に加えて企画展を実施しています。一定の期限や特定のテーマを設定して、常設展にプラスして公開するものです。期間は「1週間」など短い場合もありますし、3か月、半年というケースもあります。美術館の常設展は定番メニューとすれば、企画展は「旬の味覚」といえるでしょう。その時期にしか見られない珍しいもので、特別感があるところが魅力です。

各美術館が競ってオリジナリティを発揮する場でもありますので、美術館ごとの考え方やコンセプトを理解するうえでも役に立ちます。

企画展の3つのタイプ

企画展には、新聞社や放送局などのマスメディアと美術館とがタイアップで実施するもの、学芸員会員のための調査研究発表のためのもの、普段は展示されていない所蔵コレクションを発表するためのものの3つのタイプがあります。この他に、有名なアーティストが亡くなったりした場合の回顧展などのように、臨時に行われるものもあります。

マスコミと提携したタイアップ型はイベントとしてはかなり大きなものとなります。メディアがバックにつくことで、宣伝も盛んに行われ、来場者も相当な人数が予想できますので、お金をかけることができます。かなり大きな展示が可能となるので、海外の超有名な美術館から名作を借りて展示をしたりするようなものは、ほとんどタイアップ型です。

特に「日本初」などと冠のつく名作があるような場合は超人気となります。企画を始めた段階から、実際に展示ができるまでには3年かかると言われており、かなり大がかりで手間のかかる美術展です。多くの人の情熱が織りなすものですので、素晴らしいものになっています。

学芸員の研究発表型のものとは、美術館に所属する学芸員の興味や関心に応じて抱えている研究テーマについての成果のお披露目の会です。専門家である学芸員が日ごろの努力を発表する場であり、その独自の視点やこだわりを見ることができる場です。

所蔵コレクションの展示は、各美術館が普段は展示していない貴重な収蔵作品を期間限定で展示するものです。所蔵作の中からあるテーマに沿ったものだけを展示することが多いです。

以前はいくつかの美術館が共同で企画展を実施するケースが多かったのですが、各美術館が切磋琢磨する中で、各美術館ごとに開催されるケースが多くなってきています。スケジュールはウェブサイトに公開されていることが多いので、年間の予定を仕入れて、ぜひ、面白そうなものに顔を出してみましょう。

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