博物館の魅力~モノの歴史

歴史をまのあたりにできる

物は歴史を教えてくれます。現在われわれが使っている道具のルーツになるものもあれば、文化の元となっているものもあるでしょう。すでに消え去り、忘れ去られてしまった習慣のなごりに過ぎないものもあるかもしれません。いずれにしても、それが現代のわれわれの生活の起源となっていることには変わりありません。

モノを通して過去を知ることで、今を知ることにもつながるはずです。そして、過去と現代とのつながりを知ることが、いずれは現代が「過去」になること、今が未来を造ることになるという事実に気づかせてくれることにもなります。今、われわれの手元にある携帯電話やパソコンが、珍しい道具として博物館に展示される時代もいずれは訪れるのです。博物館は時代の流れの不可思議さを教えてくれる場所でもあります。

あたりまえに存在しているモノの歴史

生活の中であたりまえに存在しているモノが、実は大変な技術の積み重ね、工夫のつみ重ねの結果、大進歩を遂げてできあがっています。ボールペン1本、鉛筆1本ですら、歴史のたまものなのです。また、モノが歴史を動かした場合もあります。革命的な発明、発見により、人々の生活が大きく変わり社会全体の仕組みが変化し、新しい歴史が積み重ねられました。モノと歴史との相互関係を感じることができるのが、博物館のおもしろさのひとつでしょう。

モノは作られた時代を象徴しています。モノを見ればそれが使われた時代を理解することができます。技術がどのように伝わったのかを知れば、当時の国や人々の力関係を知ることができるでしょう。歴史を動かしたのが、意外なことにたったひとつのモノの力だったということすらあり得ます。

人間が火をコントロールできるようになったこと、穀物を栽培できるようになったこと、青銅や鉄を使えるようになったこと、蒸気機関や電気をあつかえるようになったこと。歴史上、さまざまな道具が、時代を大きく変えてきました。もしそれがなければ、今とは全く違う時代になっていたであろう道具は数限りなくあります。そうしたモノが起源となった道具は現在の生活の中にもたくさんありますが、もはやそれが「あたりまえ」になっています。「あたりまえ」の中に歴史が刻まれていることに気がつけば、現代の生き方も変わるかも知れません。

それがなかったらどうなっていたかを考えてみる

今あるものが、どうして過去にはなかったのかを考えてみたり、それがない中でもの作りをすることがどれほど大変なことだったのかなどを想像してみるのも面白いでしょう。もし、発電機がなかったら、発電所もありません。われわれは電車にのることも、テレビを観ることも、インターネットを閲覧することも、Facebookで交流することもできないでしょう。われわれの生活はどうなっていたのでしょうか? ぜひ、そんなことを考えながら、博物館を楽しんでみてください。

博物館は歴史に触れられる場所です。ひとつひとつのモノがなければ、現代が変わっていたかもしれません。ちいさな道具ひとつにも歴史を動かした力があるはずです。モノを通じて歴史を透かして見られたら、博物館はさらに面白くなるはずです。

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